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はじめてでも安心の大相撲観戦!臨場感たっぷりのマス席と相撲茶屋、会場の楽しみ方をご紹介します!

大相撲を観戦するというと、ちょっと敷居が高く感じたり、
「どうやって観戦するの〜?」という方も多いと思います。

今日は、はじめて大相撲本場所へ行った著者の体験談を踏まえて、
ブログをお届けしたいと思います。

「大相撲、一度は生で観てみたい!」という方の参考になれば嬉しいです。

大阪場所は街のど真ん中で開催されています!

難波の街中にある『エディオンアリーナ』で、大相撲三月場所が開催されています。
力士の名前が書かれた「のぼり旗」が目印です。

相撲観戦は入口から!幟(のぼり)をチェックしてみよう!

はじめての大相撲三月場所 女性でも安心
ちなみに、こちらの「幟(のぼり)」は70cm×540cmというサイズだそうです!
大きいのぼりが風に揺らめく姿はとてもカッコいいですよ!

 

ちなみに、「幟(のぼり)」には、力士の名前と、タニマチ(大相撲支援者)と呼ばれる方のお名前が書かれています。

 

とてもカラフルなのぼりですが、色にも理由があって、
力士に黒星がつかないように、力士の名前は黒では書かない。
タニマチの方の会社が赤字にならないように、赤では書かない。など、様々な意味が込められています。

 

昔ながらの贔屓筋の観戦スタイルを堪能!

通常、チケットはこちらの「チケット大相撲サイト」で購入することができますが、昔ながらの大相撲の楽しみ方があります!それが『相撲茶屋』と呼ばれるものです。

相撲茶屋とは?

相撲茶屋の歴史は古く、その歴史は江戸時代からはじまります。
歌舞伎や浄瑠璃の劇場でお茶やお食事を振る舞っていたことから、大相撲でも江戸時代頃からこのお茶屋がはじまったそうです。

 

今では「相撲案内所」として、東京に20軒、大阪に8軒、名古屋に4軒、相撲茶屋の役割として存在しているそうです。(残念ながら、博多にはないそうです…涙)

はじめての大相撲 三月場所 相撲茶屋
1歩足を踏み入れると、相撲茶屋と呼ばれるお店が並んでいます。
赤い提灯が風情がありますよね…

「相撲案内所」では、ご飲食お土産の手配もさせて頂き又、長時間にわたるご観戦においてお座席にてお飲物と三段重の豪華なお弁当、おつまみ、お菓子などをご賞味頂き大相撲の昔ながらのご贔屓筋の観戦スタイルで優雅で楽しいお時間をお過ごし頂くようにご提案させて頂いております。(日本相撲協会公認 大相撲案内所 本家)

はじめての大相撲 相撲茶屋 女性でも安心
今回は、そんな相撲茶屋のひとつ「やぐら」さんにお世話になりました。
お茶屋さんに向かい、チケットを頂き、そこからはタッツケ袴を着た「若い衆」と呼ばれる方に案内されて、席に向かいました。

 

いよいよ会場に入ります!

はじめての大相撲 マス席
千秋楽前日、会場は大賑わい!
「枡席A 東4側13」という席でした。
チケットもとてもお洒落です。

席の種類と値段について

席は『たまり席』『マス席』『椅子席』と3種類があります。

『たまり席』通称『砂かぶり席』と呼ばれていて、時に力士が倒れこんで来る場合もあり、飲食禁止ですし、撮影なども出来ないような場所になっています。(14,800円)

『マス席』は、1.3m四方に囲まれた席で定員は4名。(9,500〜11,700円)
お弁当やお酒を頂きながら、観戦することができるお席になっています。

『椅子席』は、2階席から会場全体の雰囲気を楽しめる場所からの観戦です。
もちろん飲食可能です!(3,800〜8,500円)

『相撲茶屋』を利用した場合は、「座席料金+お土産弁当代」にて、ひとりあたり、約30,000円ほどかかります。

席の料金は場所によっても多少前後したり、その場所によって、横綱との撮影プランがついたようなチケットもあるので、ぜひチェックしてみてください!

チケット大相撲ページはこちら
相撲茶屋のチケットページはこちら

 

相撲名物の焼鳥を食べてみる!

はじめての大相撲 名物焼鳥
『若い衆』の方が、すぐにお弁当と飲み物を持って来てくださいました。
お弁当を食べる時間はなさそうだったので、名物の『焼鳥』を頂きました。

この焼鳥、冷えても美味しく食べられるように工夫されているそうです!
観戦しながらの焼鳥も美味しかったです!

 

16:00〜幕内土俵入り

テレビでも見たことがある方も多いと思います。
土俵入りは、これから取組みを行う力士の皆さんが、化粧廻しを身につけ土俵に上がられます。化粧廻しの世界も奥が深いので、また私も勉強してご紹介したいと思います。

 

土俵入りの意味は、もともとは神に祈る儀式だったそうですが、今は、顔合わせ、勢揃いの意味合いが強いそうです。

はじめての大相撲 土俵入り
(写真は、12月の大分巡業での1枚

【土俵入りの豆知識】
花道に化粧廻しをした力士が集まり、行司が先導して番付の低い順に土俵に上がっていきます。全員が土俵に上がり終えると、拍手を打ち、右手を挙げ、化粧廻しをつまみ、両手を挙げるという一連の動作を行います。これは、右2回左1回の四股とせりあがりを簡略したものだそうです。

いつも、化粧廻しをピッと一瞬さわるので、どんな意味だろうと思っていましたが、この後に観る、横綱土俵入りで観る一連の流れの簡略化されたものだったようです!

ぜひ集中してご覧ください。ピッは一瞬ですから!

はじめての大相撲 土俵入り 化粧廻し
土俵入りの際は、所属している部屋の名前、そして、ひとりひとり力士の名前が呼ばれます。応援している力士の名前が呼ばれると、子供から大人まで大きな声でその力士の名前を呼び、一気に会場が盛り上がります!

 

特に今回は大阪場所でしたので、大阪出身の力士の方が呼ばれた際には、大きな拍手と呼び声があちこちから飛び交っていました。

 

ぜひ、土俵入りの際には大きな拍手で迎えてみてください!

 

横綱土俵入り

幕内力士の土俵入りが終わると、次に横綱力士の土俵入りがはじまります。
横綱が入ってくると、また会場の雰囲気がグっと変わってきます。

はじめての大相撲 横綱土俵入り 露払い 太刀打ち
ちなみにこちらは、横綱鶴竜関の土俵入り。
化粧回しを拝見していても、ストーリーがあることを教えて頂きました。

左側の刀を持っている方を『太刀打ち』と呼び、
右側の化粧廻しで座っている方を『露払い』と呼びます。
行司は最高位の『立行司』と呼ばれる方が土俵に上がります。

 

『太刀打ち』とは、主人の代わりに刀を持って側に控える人を呼び、
大相撲では横綱を守る役割として控えています。

 

『露払い』とは、偉い方が道を歩く際に先に歩いて、
次に歩く方が露で濡れないようにするために存在します。

 

なので、「立行司(行司の最高位)」→「露払い」→「横綱」→「太刀打ち」の順で土俵に上がられます。

中入り

はじめての大相撲 大相撲三月場所 中入り

横綱の土俵入りが終わると、中入りという休憩の時間になります。
テレビで観ていると、ニュースの時間ですね♪

この後、幕内取組みがはじまりますので、
この間にお手洗いやグッズをチェックしてみましょう!

 

会場内を散歩してみました

少しだけ会場内を散歩してみました。
会場内には賜杯をはじめとする、トロフィー。
そして、大相撲グッズがたくさんあります!

優勝すると渡される賜杯、トロフィーの数々

はじめての大相撲 賜杯 しはい
こちらが天皇から送られる『賜杯(しはい)』になります。
はじめて本物を拝見しました。


(画像をお借りしております)
贈呈のシーンはテレビで観られたことがある方も多いと思います!
ちなみに、重さは29kgだそうです。

はじめての大相撲 賜杯 天皇盃
そして、こちらの写真の右上にあるのが総理大臣から渡される『総理杯』になります。
こちらの重さ40kgを越えているそうです!

はじめての大相撲 総理大臣賜杯
確かに誰かの支えが必要となるくらいの重さですね。
様々な人の思い、これまで優勝して来た歴史の重さも感じられそうです。

 

はじめての方でも楽しめるグッズが盛りだくさん!

会場内にはグッズ売り場もあり、人気力士さんであったり、横綱や三役になられた方のグッズがたくさん準備されていました。

はじめての大相撲 大相撲グッズ はじめての大相撲 大相撲グッズ
応援させて頂いている、荒鷲関のマグネットがあったので買って頂きました!
荒鷲関のキーホルダーができる日が楽しみです!

はじめての大相撲 大相撲グッズ

 

満員御礼で取組みがはじまります!

16:10〜幕内取組み開始

テレビで観たことがある力士や、名前を聞いたことのある力士の名前がつづきます!
応援の雰囲気もぐっと変わってきます!

はじめての大相撲 取組み
この日は、まわしが緩くなるハプニングが!!
行司さんがそのまま取組みを止めて、まわしをグっと締め直し、そのまま取組みを再開させました。
こんな姿を観るのもはじめてでびっくりしました。

 

大相撲の満員御礼はやはり縁起が良い一枚です。
後半になればなるほど盛り上がります!

はじめての大相撲 取組み

懸賞旗にも注目!

幕内取組にのみ、希望の取組、応援している力士の取組等に「懸賞」を懸けることができます。

はじめての大相撲 懸賞旗
懸賞を出しますと、その日の大相撲会場入場者全員に配られる取組表に「提供者名(社名等を織り込んだ原稿)」が印刷され、取組直前には場内放送で読み上げがあります。

 

土俵上で呼出しが揚げる『懸賞旗』は、様々な企業の名前を観ることができ、勉強にもなりますよ〜!

 

はじめての大相撲 千秋楽
千秋楽前日の横綱稀勢の里戦も盛り上がりました。
横綱戦はやはり会場の空気も応援する熱気も一気に高まってきます!


すべての取組みが終わりました。
応援させて頂いている荒鷲関は今回は13日目より休場されていたので、取組みを観ることは出来ませんでしたが、次の場所でまたしっかり応援したいと思います!

 

取組みが終わっても、会場には戦いの名残が残ります…
土俵の上では、弓取り式が行われ終わります。

 

お土産とお弁当について

取組みが終わり帰るところの一枚です。
はじめに立ち寄った『相撲茶屋』さんにお土産を取りに行きました。

はじめての大相撲 相撲茶屋

お土産で頂いた袋がこちら…
『大相撲三月場所限定』の品物などが入っているとのことでした。

はじめての大相撲 相撲茶屋 お土産

相撲観戦のための豪華三段重弁当

はじめての大相撲 相撲茶屋 お土産 お弁当
ホテルに戻って来てお弁当を頂きました。
立派な3段重のお弁当はボリュームたっぷり。
男性でも大満足だと思います。
素敵なお重だったので持ち帰ってお弁当箱に使っています。

 

お昼頃から会場で、取組みをゆっくり観戦しながら、お弁当を食べるという時間の過ごし方も、大相撲を堪能するという意味でもオススメです!
時間がある方はぜひ!

 

お客様に喜ばれるお土産の数々

はじめての大相撲 相撲茶屋 お土産 
そして、まだまだお土産が入っています。
包みを開きますと…

はじめての大相撲 相撲茶屋 お土産
横綱稀勢の里さんが描かれたカレー皿
横綱白鵬さんが描かれたタオル
そして、不知火型(しらぬい)の描かれた漆の入れ物が…

 

家に持ち帰り、親戚やご近所さんにもプレゼントさせて頂きました。
大相撲ファンの方には本当に喜ばれる品物ばかりだと思いました!
場所によってもお土産は異なるので、楽しみにしている方も多いと思います。

 

編集後記:はじめての大相撲を観て…


今回、はじめて大相撲の本場所を拝見しました。
大相撲に触れるようになり、テレビでも応援する機会が増えました。

 

テレビでは取組みや解説が主に流れていますが…
会場では、取組みごとに、ささっと土俵を整える方がいたり、
力士が土俵際で待機する際の『座布団』を持って来て交換する方がいたり。
そのタイミングがまた整っていて素晴らしいのです。

 

取組みが滞りなく進んでいく背景に、たくさんの人の支えがあることを感じました。

 

ひとつひとつに所作があり、力士が花道から会場に入り、審判の前を通る際には、軽く会釈といいますか、挨拶をされて前を通るなど、礼儀作法とピリっとした空気感も感じられます。

 

会場は普段観ることが出来ない、ありとあらゆるものが、いたるところで!行われていました。取組み以外にも観るところが盛りだくさん!!

 

ぜひ、はじめて大相撲を観戦する際には、相撲の取組みだけでなく、会場に入るまでの道も、会場内の様々な人の動きもぜひ楽しんでみてくださいね。

 

そして、何よりも盛り上がる空気感をぜひ体験して頂きたいです!
国技である相撲の世界、私もまだまだ知らないことばかりですが、
日々鍛錬を積み重ね、一瞬の勝負に命を懸けている力士の皆様を観ていると、
身体の芯にぐっと力を入れて生きる強さをダイレクトに感じます。

 

また、こちらのブログでも大相撲について書いていきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

http://renarena-z.com/essays/sumo-oita

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