2010年10月に日本初上陸を果たした、セントレジス大阪。
1歩その空間に足を踏み入れた瞬間から、優しくて甘い香りに包みこまれます。
それはまるで「おかえりなさい!」とホテルからの歓迎のようにも感じるこの香り。
今日はそんな「セントレジスの香り」についてお話をしていきます。
社交会の華、アスター夫人の存在
セントレジスの香りについて調べていると、ある女性に出逢いました。
キャロライン・アスター夫人
彼女は、アスター家の3代目に嫁いだ後、ニューヨーク社交界でリーダー的なポジションに立つこととなりました。
彼女はそののち、厳選した400人のリスト、通称「The 400」と呼ばれるものを作成し、そのリストに入っている方だけを招いて、アフタヌーンティーから舞踏会、夜のお食事会を行っていたそうです。
この「The400」の中には、カーネギー(鉄鋼王)、ヴァンダービルト(鉄道王)、ロックフェラー(財閥)など錚々たる一族が名を連ねていました。「The400」は、ニューヨーク社交界を象徴するようなクラブだったそうです。
その「The 400」に入るために、キャロラインの取り巻きとなった富豪たちがアスター家の周りに数多く転居したことから、その場所は、ニューヨーク『花の5番街』と呼ばれるようになったそうです。
セントレジスの誕生
セントレジスは、先ほどご紹介した「アスター夫人」の末息子である、カーネル・ジョン・ジェイコブ・アスター4世によって創設されました。
先見の明を持ち、優れたビジネスマンだったジョン・ジェイコブ・アスター4世は、「紳士淑女とその家族たちがプライベートな環境で贅沢を楽しめる場所」を目指し、セントレジスを作りました。
55丁目と、フィフスアベニューの角にある「セントレジスニューヨーク」は、「アメリカ最高のホテル」としてデビューし、「冷暖房」や「郵便配達用シュート」など、その時には画期的な先端のテクノロジーを導入していたそうです。
セントレジスのロゴの下にある番号は、
ニューヨークのアベニューの番号になります。
また、ジョン・ジェイコブ・アスター4世は、歴史上最も有名な沈没事故、「タイタニック号」にて、奥様と看護師さんを救命ボートに乗せた後、亡くなられています。
セントレジスニューヨークが誕生して、わずか8年後だったそうです。
セントレジスの香り
そして、前置きが長くなりましたが、
「セントレジスの香り」その背景には、
セントレジスを作った、ジョン・ジェイコブ・アスター4世の母であり、
ニューヨークの社交界をまとめていた、
キャロライン・アスターの存在があるのです。
彼女が開いていた、有名な舞踏会に出席した、
ニューヨーク社交界の著名な上流階級のゲストたちにちなんで
「キャロラインズフォーハンドレッド」という名前で作られました。
(引用:セントレジスホームページより)
彼女が愛していた花たち。
バラ(アメリカンビューティー)
ヒヤシンス、テッポウユリ、スミレ、カーネーション、
カリン、リンゴ、ヤシの葉、アーモンドの花、キズイセン
ボールルームや晩餐会の会場には、たくさん飾られていたそうです。
この豊潤なグリーン系の香りは、アーキストパフューマーのフレグランスデザイナー、カルロス・フーバーの創作によるもので、黄金時代にアスター夫人が主催した最終期の豪華な夜会に飾られたフラワーアレンジメントにインスピレーションを得たものです。
多くの知識人、政財界、世界を動かしていた方たちとともに過ごした彼女の生き方。
忙しくしている、彼らを思い、花を選んでいた、アスター夫人の姿を想像させます。
この香りは、世界のセントレジス共通の香りとなっています。
ニューヨークの栄華とも呼ばれる「The400」の香りを、
お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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