東京滞在中に、はじめて日本橋に行って来ました。
すべてのはじまりの場所ということもあり、神聖な場所にも感じました。
日本橋の歴史
日本橋というと、日本史の授業を思い出します。
浮世絵の傑作と言われている、歌川広重作の「東海道五十三次」にも出て来ます。
当時の日本橋の様子。
この頃は、築地ではなく、日本橋のたもとに魚河岸(市場)があったので、この絵のように、魚を運ぶ人の姿が描かれています。
現代の日本橋
今の日本橋は、19代目or20代目と言われているそうで、
明治44年(1911年)に完成したものになります。
ちなみに「日本橋」と書かれている、
揮毛(きごう)は徳川慶喜さんが書かれたものだそうです。
(揮毫とは、一般には、著名人や書家などが依頼に応じて書いたものを指します)
日本橋の両端には獅子像。
奈良県の手向山八幡宮の狛犬を参考して作られたそうです。
日本橋の真ん中には『麒麟』が鎮座しております。
本来、『麒麟』は空想の生き物で、翼も生えていないそうですが、
日本の道路の起点だからこそ、日本橋から飛び立つイメージとして翼をつけたそうです。
人の願いが込められた麒麟像なのです。
はじめからこの台座のサイズが決まっていたそうで、
作るのには大変苦労されたそうです。
入り口の獅子の持っている紋章は、東京市章になります。
東京市とは、旧東京府(現在の東京都)の東部に1889年(明治22年)から1943年(昭和18年)までの間に存在していた市になります。
こちらの紋章は、現在の東京都章としても使われています!
本当は日本橋の真ん中にある、道路元標(どうろげんぴょう)のレプリカ。
さすがに道路の真ん中で写真は撮れないので、こちらにあるみたいです。
ちなみに、日本橋を始点としている、一般国道は現在7本あるそうです。
まめ知識① 橋には入口と出口がある!
ちなみに、橋には入り口と出口があるのです。
橋名板(きょうめいばん)に、橋の名前が書いてあるのですが、
漢字で書いてある方が入口。
ひらがなで書いてあるほうが出口になります。
ちなみに、高速道路のトンネルなんかも、
日本橋に近い方が、漢字表記になっていて、入口になり。
その反対が出口となり、ひらがな表記になっているそうです。
まめ知識② にほんはし?濁らないのはなぜ?
橋名板のひらがな表記を見ていると、
日本橋(にほんばし)と呼ぶのに、「にほんはし」と書かれています。
濁点は、濁った音。
川が濁るというのは、氾濫をイメージさせてしまうこと、
そして、川そのものが汚れているような音だからこそ、
いつまでも清らかに、穏やかな川であってほしい、
と、願いを込めて、「ばし」ではなく「はし」となっているのです。
皆様のいつも通っている橋も同じなのです。
ぜひ、見つけてみてくださいね!
あとがき
日本橋は歴史ある場所です。
日本橋三越も1935年につくられたもので、日本の重要文化財になっています。
三井本館の建物などは、新古典主義様式となり存在感がありました。
こちらも日本の重要文化財。陰になっていますが、素晴らしい建物です。
日本という国が変化していく中で、
昔ながらの建物を残しながら、
新しい町づくりをされている日本橋。
『はじまりの場所』『原点回帰』『リスタート』
そんな言葉を彷彿される土地でした。
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