初めての相撲観戦。知るということは、自分との境界線が無くなるということ。荒鷲関とお会いして…

TVでしか見かけたことのなかった、お相撲さん。
秋場所になると、博多の街で見かけることもありますが、
「あっ!お相撲さんだ!」と思うくらいで、どこか遠い存在でした。

 

2016年に知った新しい世界のひとつ『角界』
これまで遠くの存在だった「お相撲さん」が、
日本の国技において、身体ひとつで戦っている
「力士さん」「関取さん」だと、リアリティを持って感じるようになりました。

 

それでは、巡業の写真とともにご紹介させて頂きます♡

巡業とは…?

はじめての相撲観戦は「大分巡業」になりました。
今までテレビでしか見たことのない相撲の取り組みを、間近に見る機会を頂きました。

巡業は、相撲道の普及、地域の活性化、青少年育成を目的として行っています。
(日本相撲協会公式サイトより)

場所と場所の間に、約1ヶ月かけて、場所の周辺の地域を回られています。
ちなみに、11月秋場所である博多が終わった後は、福岡、大分、宮崎、鹿児島、沖縄と12月21日まで巡業が続いていました。

 

はじめての相撲観戦、はじめての巡業に誘って頂き、睡眠時間3時間で車に飛び乗って大分に向かいました。

大分総合体育館に到着。
奥に見える、赤いバスで移動されているようです!
親方、関取、付き人、呼び出しの方まで含めると約260名で移動されるそうです!

 

初めての支度部屋に…

お招き頂いたのは『支度部屋』と呼ばれる場所。
そのお部屋に入るのにも、様々なルールがあり、
お名前を提出しないと入れないように決まりがありました。

 

巡業というのは、全部屋の力士さんがみな同じ場所にいるので、
本当に数えきれない程の力士さんが同じ場所にいらっしゃいました。
右を見ても、左を見ても、力士さんだらけ…

 

それだけでも圧巻!!

 

奥に進むと、取り組み前にゆっくりされている力士さん、
お客様をもてなされている方やお話をされている方。
ゆっくりお食事をされていたり、
マッサージされていたり、リラックスして音楽を聞いていたり。
髪を結わえている最中の方もいらっしゃいました。
相撲の世界の裏側を凝縮して一気に見た気持ちになりました。

 

もはや、初めてのことなのに、
一度にたくさんの力士さんを拝見して、
緊張と、若干のパニックだったのは言うまでもありません!
ドキドキしました。

峰崎部屋の幕内力士 荒鷲関にお招き頂き、
支度部屋にお邪魔させて頂きました。
今回、お誘いしてくださった、樋口さん、弘長さんとともに記念の1枚を…
(実際は許可がないと写真撮影も出来ないようになっています)

 

各部屋でゴザが敷かれていて、
周りには化粧箱や移動に必要な荷物が取り囲んでいます。
美味しいちゃんことステーキを頂きながら、しばし歓談…

 

必要な荷物をキャリーケースで運んで、
ジャージや羽織ものも最低限の枚数で移動。
付き人の方が洗濯をされたり、身の回りのお世話をされるそうです。

 

そして、この時に教わったのが、『大銀杏』という髪型…
取り組みの前しか見ることが出来ないので、
(取り組み後はすぐにシャワーをして、ちょんまげの状態になるので…)
なかなか間近に見ることが出来ないのです。

大銀杏(おおいちょう)とは、大相撲の十両(十枚目)以上の力士(関取)が結うことができる髪形。髷(まげ)の先端が大きなイチョウの葉に似ていることから、この名がつきました。(wikipediaより)

ちなみに、日本相撲協会には床山さんが50名いらっしゃるそうです。
ひとりひとり髪質も頭の形も違う力士さんの特徴を捉えながら、
昔から変わらぬ美しい髪形を結っていると思うと、
これからテレビで髪形までじっくり観察してみたくなりました。

 

取り組みがはじまりました!

支度部屋を後にして、会場に移動して来ました。
会場には人がたくさん!
ちょうど会場に入ると、初切(しょっきり)の最中でした。

初切(しょっきり)とは…
2人の力士が、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をコミカルにわかりやすく説明します。
古く江戸時代より行われており、初切の「初」は「始め」、「切」は「終わり」の意味です。相撲の技を見せ技から技へと移り変わるところに妙味があります。

なんだかちょっぴりプロレスのような…
動きもとてもコミカルで、会場は笑いに包まれます。

 

塩をいつも以上にまき散らしたり、
力水を口に含んで、ブシューーーー!!!ってかけたり。
相撲ではあり得ないようなシーンばかり。
みんなで力士さんの名前を読んだり、
おぉ〜〜〜!!!と歓声が沸き起こります。
会場に来た方を楽しませる魅力がたくさん詰まっていました。

見逃してしまった、相撲甚句(すもうじんく)はまたの機会におあずけ... 気になります♡
写真は櫓太鼓打分(やぐらだいこうちわけ)で、
体育館いっぱいに太鼓の音が響き渡りました。

 

また、とても興味深かったのが髪結いの実演。

髪の毛が上にまっすぐ伸ばされる瞬間などは、本当に美しくて、
ひとつひとつ丁寧に作られていく様がなんとも言えず、
また気が引き締まっていく感覚も伝わって来ました。

土俵入りがはじまります!

化粧廻しを締めた十両力士の土俵入りのあと、
幕内をめざす若武者や円熟した取り口のベテランが対戦する十両取組が始まります!

力士さんの化粧廻しを拝見しました。
巡業ということもあって、和やかな雰囲気です。
土俵の上から、手を降ったり、写真を撮られていることを意識して
ニコニコの笑顔を見せてくれていたりもしました。


絢爛豪華な化粧廻しを締めた幕内力士の土俵入りです。
赤ちゃんを抱いての土俵入りが行われ、
巡業ならではの和やかな雰囲気に包まれます。

思いっきり泣いている赤ちゃんもいますが…
それもまた可愛いものなのです。
関取に抱っこされると、赤ちゃんはより小さく見えますね♡

化粧廻しをつけた、荒鷲関との一枚。
化粧廻しの世界については、本当にこの1ヶ月ほどで知りました。
どのように作られているのかなんて、想像したこともありませんでした。

 

来年、化粧廻しについて触れる機会が増えることになりそうです。
機会があればブログでもご紹介させて頂きたいと思います。

 

化粧廻しひとつにも、たくさんのストーリーがあり、
思いがあり、職人さんの力があり。
ただただ「高価なもの」として見るには、
もったいないくらいの価値が詰まっているということを知りました。

 

テレビで見ているだけでは知らない世界です。
来年がとてもとても楽しみです!!

横綱土俵入り


太刀持ち、露払いを従えての横綱土俵入り。
ひとつひとつ意味があり、綱の締め方なども名称があると思うのですが、
まだまだ勉強不足です…すみません!

拍手が沸き起こる瞬間でもあります。
みんなが一斉にカメラで撮影されていました。

荒鷲関の取り組み

応援させて頂いている、荒鷲関の取り組み。
初めて生で取り組みを拝見しました!!!!

まだお会いして2度ほどですが、お話していると、
声も穏やかでとても優しい方なのが伝わって来ます。
そんな人柄を感じた後に、土俵に立っている姿を見ると、
プロの世界、戦いの世界というのは、
空気感が違うのだと感じさせられます。

 

巡業と本場所はまた違う雰囲気だと教えてもらったので、
次の場所でまた違う空気感をたっぷり味わいたいな…思っています。

取り組みは、荒鷲関が勝利を収めました。
やはり応援している、関取が勝つというのは、一段と嬉しいものです。

全取組みが終わった後の、土俵。
名残惜しいですが、また観れる日を楽しみにしています。

知ることで、他人事(ヒトゴト)がなくなっていく。

31年間生きて来て、お相撲さんにお会いすることはまずありませんでした。
道ですれ違ったり、電車の中にいらっしゃる姿を見て、
「あぁ〜!お相撲さんだ〜!秋だな〜!」と思うくらい。

 

だから、実際に『関取』にお会いしてお話を伺う機会を頂いて、
勝負のために、朝から晩まで努力し続けていて、
細い身体の人が、一生懸命食べて、身体を太くする努力をして、
そんな話を聞いて、はじめて同じ人間なんだと感じさせられたのです。

 

海外出身の力士さんが増えて、
日本の相撲は…と揶揄する人を見かけるけれど、
言葉も分からぬまま、日本に来て、
言葉と同時に、日本の文化、伝統や礼儀、
その全てを学んでいくのは並大抵の努力ではないと感じました。

 

テレビだけでは知り得ないことを、今回、たくさん教えられました。
今までそんな世界を想像したこともなかったから、
お相撲さんを観ても本当にピンとも来なかった…
だからずっと他人事(ヒトゴト)だった。

 

それがぐーーーーんと近くなった時。
ひとりの人として尊敬すると同時に、
自分の襟を正すひとつの機会を頂いた気がします。


▲「たまり席」は座布団付きでした♡
とっても可愛くて、大切に飾っています♪

知れば知るほど、あなたと世界の境界線がなくなる。

経験すること、
それは、今まで知らなかったことを知るということ。

 

知らないということは、
そこにあることにも気づけないということ。
関心を持つことで、
もっと知りたい!という気持ちが出てくる。
だからこそ、知るという経験は大切なスタート!

 

たとえば、世界の裏側で内戦が行われていて、
今日も人がたくさん亡くなっている。
食べるものがなくて、飢餓で亡くなる人がいる。
薬がなくて、病気で亡くなる子どもがいる。

 

知識や映像で観ていても、どこかピンと来ない人も多いと思います。
だからって、自分が経験するまでその感覚を分からないままで置いておくのは、実は問題なのではないかと感じるのです。

 

でも、それを強制することは誰も出来ないのです。
どう感じて、どう行動を選択するのかは、全て自分次第なんですよね。
だからこそ、気づいた時がスタートなんだと思います。

 

知るからこそ、関心を持って観ることが出来るようになる。
目の前で起こることが、他人事ではなく、自分事として捉えることが出来るようになる。

 

そうなると、知れば知るほど、
周りにあるものとの境界線がないことに気づくのです。
他人事にしていたのは紛れも無く自分だったと、そこで気づくのです。

 

今まで、遠くの存在だったお相撲さんを、
ひとりの人として感じることで、
尊敬する『関取』へと変わっていく感覚。

 

気づくと、やっぱり知っている関取を応援したくなるので、
俄然、応援にもチカラが入ります。

 

知るって、自分との境界線がなくなること。
境界線がなくなっていくということは、
それだけ世界がどんどん広がっていくということです。
世界が広がることがどれだけ豊かなことなのかと思います。

 

2017年が益々楽しみです♡

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