【シェラトン都ホテル東京】ハラール認証取得、ムスリム・フレンドリーメニューの提供が開始されます!

2019年ラグビーワールドカップ日本開催、2020年オリンピック開催に向けて、ホテルラッシュが続いています。

 

2003年には500万人だった海外からのお客様は、昨年の訪日外国人の人数は2,400万人に増えています。(約4.8倍のお客様がいらっしゃっています)

 

海外からのお客様にもっと来てほしい!と願う反面、海外のお客様の文化や宗教に関しては、知らないことも多いものです。

 

今回、シェラトン都ホテル東京さんがハラール認証を取得され、「ムスリム・フレンドリー」というメニューを提供されるということなので、「ハラール認証」について勉強も兼ねてお届けしていきます。

ハラールとは?

「ハラール」とは、イスラムの言葉で「合法」「許された」ということを意味します。
逆の言葉は「ハラーム」で「禁止されている」という言葉になります。

 

つまり「ハラール認証」とは、合法と認められたもの。という意味なんです。

 

ムスリム(イスラム教徒)の方は、厳しい戒律に従い、神様とともに生きています。
そんなムスリムの方が、安心して食事が出来るように「ハラール」であることを証明するのが「ハラール認証」になります。

ハラール認証とは?

イスラム教徒の方は豚肉を食べられないということはご存知かもしれません。
実はそれだけではないんです。

 

豚肉などを調理した場所や道具で調理したものも食べられません。
実際には豚肉と分からなくても、コンソメのスープの中に入っていたり、豚の脂が含まれていても食べることはできません。料理酒(みりん)が入っているものも食べることはできません。

 

(1)イスラーム法で禁じられているものを含んでいないこと(食品であれば、豚肉、豚由来製品、アルコール飲料、身体に毒であるものなど)が含まれていないこと。

(2)前項の禁止物が含まれないように、製造過程がきちんと管理されていること。

『教徒ハラール評議会』より

 

イスラムでは、日常生活はほとんどがハラールなもので出来ているので安心ですが、日本のようにイスラム教の方が少ない場合は、ハラールなものは普通に存在しています。

 

 

海外からいらっしゃっているイスラム教徒の方たちは、本当に気をつけてお食事をされていて、食事をとる場所ひとつでとても悩まれている方も多いのかもしれません。

 

また、食事だけでなく、化粧品や医療品などもハラールなのかそうでないのか?ということも、ひとつひとつ決められています。

 

シェラトン都ホテル東京が取得

シェラトン都ホテル東京は、『京都ハラール評議会所管』のハラール認証(イスラム法適正の証明書)を取得されました。

 

6月1日(木)より、朝食ブッフェにて、「ムスリム・フレンドリー」メニューを提供するとともに、直営レストラン 中国料理 四川、カフェ カリフォルニア、ロビーラウンジ バンブーおよびルームサービス、クラブラウンジにおいても、お客様のリクエストに応じて認証を取得したメニューをご提供いたします。また、事前のご予約にて、宴会場でのご宴席に認証を取得したメニューをご用意いたします。
都ホテルズ&リゾーツでは、訪日外国人客の受け入れ強化、およびお客様に快適な滞在をご提供するための様々な施策を進めてまいりました。レストランのメニュー表記については使用食材を図案化したピクトグラム表示を採用し、宗教上の禁止食材などを簡単に見分けることができるよう配慮しております。

朝食ビュッフェの概要

朝食ブッフェの一角にハラールコーナーを設置、ムスリムのお客様に安心してご利用いただけるよう、使い捨ての皿・カップ・カトラリーをご用意しております。
また、調理プロセスを厳格に分けるため、専用の厨房スペースで調理しております。

朝食ブッフェ 概要

【提供開始日】 2017年6月1日(木)
【提供店舗】中国料理 四川 (1階)
【提供時間】6:30~10:00
【内容】 朝食ブッフェにハラール認証を取得した下記6種類のメニューを提供します。
・ひよこ豆とハラール鶏ミンチのカレー

・ライスフレーク
・ハラール鶏の蒸し煮 ケチャップマニス添え
・クスクス
・チャットマサラのサラダ トルティーヤチップス添え
・マカロニサラダ

【ご利用料金】
お一人様 2,970円
お子様(4歳~10歳) 1,900円 (いずれも消費税・サービス料込)
【認証機関】京都ハラール評議会

ムスリムフレンドリーについて

『ハラール認証』を受けるにあたって、厳しい審査を受けられています。
今回、食事面だけでなく、調理プロセスを分けるための施設整備、1日5回あるキブラコンパス(礼拝の際に向く方角を示すもの)やマットの貸し出し。

 

ムスリムの方が安心して過ごすことが出来るように準備をされています。

 

もちろんレストランでも、お皿などが混ざらない工夫をされたり、調理行程をきちんとわけ、ムスリムの方が調理を行います。

 

また、イスラーム式の適正なと畜を「ザブフ」と言います。それは、「動物をアッラーの名を唱えて犠牲に捧げ、その肉をいただくこと」で、そのように処理された肉が「ハラール肉」となり使用されるのです。

 

ひとつひとつが丁寧に、慎重に、学び準備されて認証されているといます。

 

編集後記

イスラム教というのは、日本で過ごしていると、身近に誰かいない限りはあまり馴染みのない宗教のひとつなのかもしれません。

 

私自身も『ハラール認証』という言葉は知っていて、大枠を捉えていたのですが、とても細かく定められた戒律のもと、神様とともに生きている姿を感じました。

 

私たち日本人が、神社や仏閣などの神聖な場所において、それらを傷つけられたりすることにいやな気持ち、悲しい気持ちになるのと同じように。理解されていない、認められていない、大切にされない、というのは悲しいことだと思うのです。

 

相手を受け入れるということ。
相手の文化、宗教を知るということ。
そこから出来る取組みがたくさんあるのだと思いました。

 

これからもっと増えていく海外からのお客様。
ホテル側も、安心して滞在してもらうための取組みが今後も求められていくのだと思います。

 

現在、『帝国ホテル』『ホテル日航東京』『新宿プリンスホテル』等がハラール認証を受けられているそうです。

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